牡蠣と体力
カキの持つ様々な効果の中でも、免疫力に対する効果は昔から良く知られていました。 これは、カキが滋養強壮に大変な力を持っているからです。 戦前の日本では、結核は不治の病として最も恐れられていました。 戦前は、食糧難が続き、栄養が不足しがちで、体の免疫力が低下していた事が原因と考えられています。 結核の治療薬が開発されるまでは、カキが特効薬として使われていた事があります。 カキには衰えた体力を増強し、結核菌に勝つ自己治癒力を取り戻す成分が豊富です。 その代表が、多糖類のグリコーゲンです。
活動力の源 グリコーゲン
1粒で300m!で、おなじみのあの会社、「グ○コ」さんの名前は、ここから来ていると聞いた事があります。 また、その商品(キャラ○ル)は、カキの煮汁から作ったもので、カキのグリコーゲンにより1粒で300m走れるエネルギー源が含まれるとPRされました。 人間が食べ物から摂った糖分・炭水化物は胃腸ブドウ糖に分解され肝臓に送られ、肝臓から血液を通して全身に供給されます。 この時、余剰のブドウ糖が多糖類に変えられ、肝臓筋肉に貯蔵されます。 この、蓄えられるエネルギーがグリコーゲンです。
血液中のブドウ糖が減ると、肝臓や筋肉に貯蔵されているグリコーゲンが、ブドウ糖になり、全身に供給されます。 カキには、このグリコーゲンが、そのまま利用できる形で含まれています。 つまり、カキを多量に食べる事によって、直接エネルギーを補給する事ができる訳です。 また、カキにはグリコーゲンが、ひ・じょ〜に多く含まれています。 カキに含まれる糖質のほとんどは、このグリコーゲンです。 2枚の貝殻を開け閉めしている貝柱。 これは、グリコーゲンをエナジーとして使っています。 ハマグリやアサリは、5kgの力をかけると、十数分で開きます。 しかし、カキは、な・なんと15〜20時間かけないと開きません。 十数分でカキを開こうとした場合、30kgの力をかけないといけません。
現在では、「結核」を過去の病気と考えている人が多くなりましたが、実際は、結核患者が年間4万人も発生しています。 その内、約3000人の方が亡くなっています。 結核が、これほど増加した要因には、新しい結核菌の登場に加え、偏食、ストレス、生活習慣病などで、免疫力が低下した為と考えられます。 カキには、グリコーゲン以外にも、各種ビタミンミネラルが豊富に、しかもバランス良く含まれています。 従って、カキを食べる事により体力もつき、免疫力も強くなるという事です。

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

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